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 今週はメッセナゴヤ2015が開催され、3年生が参加しました。メッセナゴヤは異業種交流展示会で、多くの企業が自社製品の展示等をしています。3年生は企業のブースを見学し、来年から始まる就職活動のために企業情報を集めました。

 また水曜日は1年生に来年度のゼミ選びのためのゼミ紹介の1回目を行いました。2年生では自分でゼミの教員を選び、専門知識を学んでいくことになります。各学生は自分が持っている大学での目的に応じてゼミ選びをしなければなりません。ゼミ紹介は11日・18日にも行われ、27日には希望するゼミの申し込みをしたのち、来年1月13日に配属ゼミが決定します。

 

 ここからは少し長くなる雑記です。

 

 今年の大学祭も多くの実行委員の努力のおかげで無事に実施できました。顧問をしている立場から少し振り返ってみたいと思います。

 大学祭実行委員会は学友会に属しており、予算は学友会から出ています。基本的に単年度で運営されますが、その活動開始は4月ではなく、前年度から始まっています。コアメンバーの募集や前回の大学祭からの引き継ぎ等があり、今年の場合は2月から活動をスタートしました。とは言っても、正式に実行委員会が承認されるのは新年度の学友会中央協議会です。それまでは前年度の実行委員会が活動を続けます。実行委員の募集や組織作りを行うのもこの時期です。また、顧問を探さなくてはなりません。

 新年度の中央協議会で実行委員会が承認された後は、急ピッチで概要・企画書・予算案等を作成します。企業との打ち合わせも多くなり、学生たちは名刺を持って打ち合わせを開始します。7月の中央協議会では概要・企画書・予算の承認をもらい、本格的な準備に取り掛かります。大学祭当日までは企画のリハーサルや会場レイアウトの作成等の種々の準備を行います。会場設営が終わると不休の1週間を過ごします。終了後は会計に報告書、後任者選びに引継ぎをして1年が終わります。

 大学祭ではいくつかの部に分かれて作業を進めます。主な部は企画・模擬店・警備・広報・技術・会計(総務)です。企画部はステージを含む全ての企画を扱います。実行委員会で実施する企画以外にも部活やサークルなどの展示企画・芸能人等のコンサートやライブ等の企画があり、必然的に人数が多くなります。扱う予算も多くなるために実行委員会の花形ですが、安全性や大学祭として相応しいかの確認などで、打ち合わせが続きます。模擬店部は会場内で提供される飲食物を扱います。食品や火器を使用するため、保健所や消防署との打ち合わせが多くなります。また、出店団体の募集や説明会など、学内においても多くの打ち合わせがあります。さらに外部企業出展等の交渉も行います。警備部では開催期間中の会場警備や出入りする車両や駐車場の手配、無線機の管理等をします。暗くなったらバルーンライトの点灯もします。広報部ではパンフレットの作成、学内外での大学祭の告知や近隣の方への挨拶などを行います。また当日の記録映像や写真の撮影を行います。技術部ではHPの作成やステージバックパネル等のデザインから会場の電気配線や無線LANの敷設等を行います。広報部では予算を取り仕切ります。全体の配分を考えないといけないため、会場レイアウトやレンタル品の発注・企画のチェック・備品管理・支払いなど、実行委員会でのお金が関係する全てのことに目を光らせます。

 これらの全ての作業を統括し、どの部にも属さない作業を担当するのが実行委員長と副実行委員長です。学内外での事務書類の作成や交渉等もあります。また多くの実行委員を束ね、モチベーションの維持をしなければなりません。

 意外と思われるかもしれませんが、実行委員会の作業の9割は事務仕事です。体力を使うのは本番の前後2週間くらいです。大学祭が終わった後には会計と報告書を作成しなければなりません。打ち上げができるのもこれらが終わってからです。その後は来年度の実行委員の募集と引継ぎです。

 多くの人が楽しんでくれた大学祭は、30名ほどの実行委員会の1年を通じた活動に支えられています。多くの予算と責任を持たなければならない実行委員は、大学祭を終えた後(報告書や引継ぎも終えた後)には他の学生の何年分もの成長をしています。2月にスタートしたばかりの実行委員会は2~3人くらいから始めます。新しい企画や試みの提案をして実行委員を増やし、活動の幅を広げて執行する予算を増やしていく彼らを見ていると、ベンチャー企業の成長を見ているようです。

 大学祭実行委員会では収益を上げるわけではありませんが、その他の活動は多くのところでビジネスに通じるところがあります。もちろん楽しいだけではなく辛いこともあります。しかし多くのことが経験でき、成長することができます。大学ってこんなものか、と気が抜けている皆さん、是非大学祭実行委員会に入ってください。非日常が味わえますよ。

(曽我部)

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