朝日大学経営学部ビジネス企画学科

朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2015/2/2) | 朝日大学経営学部ビジネス企画学科


テーマ:2015年3月以前のブログ

 
2月2日号(第670号)

 
「成績発表」
 
 定期試験が終わり、2月6日の結果発表で今年1年間の学業を締めくくる人、そうではなくもう少し頑張って(追・再試験)から締めくくる人、と様々です。この結果によっては、卒業や進級に影響がある学生もいるかもしれません。この時期に、「単位、何とかしてください」って焦ってバタバタするのはカッコ悪いですよね。こんな心配の無いよう、日頃からコツコツ勉強しておいてください。スポーツでも練習もせずに試合に臨んでも勝てません。勝つためには日々練習し十分鍛えてから試合に臨むわけです。学業もスポーツも心構えは同じですね。   (山本)




  
「オフショワ開発」
 
 昨年大学を卒業してソフトウェア開発会社に就職したベトナム人留学生が大学を訪ねてくれました。彼女の名刺には「オフショワ開発部」という部署名が書かれていました。
  「オフショワ」とは、元来サーフィン用語で岸から海に向かって吹く「陸風」を指し、適度な陸風があると波が崩れにくくサーフィンに適したコンディションになるのだそうです。これが、IT用語として使われる場合は、ソフトウェアの開発を海外の事業者や子会社に委託・発注し、営業やサポートなどの業務は、顧客に近い本国で行うというように分業することを指します。つまり、仕事を風に例えて、本国の仕事を海の向こうに流すことで、人件費や事業コストの安い新興国の企業・人材が活用できるというメリットがあります。確かに新興国の人件費は先進国の数分の一程度ですから、うまくいけば大幅なコスト削減が可能です。しかし、言語や習慣の違いなどから依頼した仕様内容と出来上がったものにくい違いが発生してしまうなど、意思疎通のコストが膨らんでコストメリットを打ち消して逆に高くついたという事例も起きるのです。
 通常、ソフトウェアの発注者は、「こんなソフトウェアを作ってほしい」という内容を書いた仕様書を作成します。国内で開発する場合には、いわゆる「日本の常識」が通用するので、仕様書に多少の言葉足らずや説明不足の個所があっても開発サイドが補ってくれます。しかし、海外では日本の常識が通用しません。そこで、海外の開発受託先に正しい要求仕様を伝えるためにも、日本と海外の開発委託先の双方の言葉や習慣だけでなく、ITスキルを持った橋渡し役が必要になるのです。ソフトウェア開発会社に就職した彼女もその大切な橋渡し役に早くなってほしいと願っています。
 私は、2月26日からアジアの中でも特に大きく成長するベトナムのホーチミン市に15名の学生たちと一緒に海外研修に出かけ、日本からベトナムに進出している商社を始めメーカーや輸出関連などの企業を見学させていただきます。そして、オフショワ開発のベトナム側開発委託企業Aureole Information Technology Inc.のホーチミン本社を訪問させていただきます。
 若く活気あふれる新興国の躍動に触れることで、新たなエネルギーを学生たちに吸収してもらいたい、いろいろな刺激を受けてほしいと願っています。    (田村)



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